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現在日本全国には約15,000軒の豆腐業者があり、年間約80万トンの「生おから」が排出されている。


◆処理方法◆

1.牧畜業者が集荷

 ・・・腐敗する、運送が困難

2.産業廃棄物処理業者に委託
 ・・・土と混ぜるためのエネルギーや
    スペース、時間が必要

3.焼却
 ・・・ダイオキシン規制法(H9)以降減少

◆処理費用◆

・「生おから」処理は1トン当たり
  0〜1万円程度。
  産業廃棄物処理業者に依頼した
  場合はその倍以上。

・引き取られた「生おから」
  腐敗しないもの・・・飼料
  腐敗したもの・・・埋立等で処分


◆今後の問題◆

集荷をしている牧畜業者が、近い将来「生おから」を引き取れなくなる。


その理由は・・・?

1)牧場の周囲が住宅地となり、臭い・ハエ等の公害クレーム発生
2)作業がかなり重労働の上、年中無休である。
3)肉の輸入自由化の進行で採算面での収支が厳しい
4)円高指向で安価な飼料輸入の増加